ロンドン留学の日々

イギリス・ロンドンの生活、文化、基礎知識を綴ります。留学・ワーキングホリデー・移住。

イギリス人の有給休暇について

日本は世界でも最も祝日が多い国の一つで、年間16日あります。会社員はこうした祝日の連休と有給休暇を数日使って1週間程度の休みを取り、旅行などに行く人が多いように思います。 対して、イギリスは8~10日となっており、少なく感じるかもしれません。 ※イ…

イギリスの地域情報

ロンドン ご存知の通り、イギリスの首都であり、世界の都市としても知られているロンドンは、およそ820万人が暮らしており、アート、教育、ファッション、エンターテイメント、スポーツなどあらゆる文化的側面で世界をリードしています。 ロンドンでは、毎月…

IELTS試験の基礎知識と勉強法

IELTS(アイエルツ)とは、International English Language Testing Systemの頭文字を取った英語能力検定試験になります。年間、およそ140万人の受験者がおり、海外留学や研修のための英語力証明として使われています。 イギリス留学希望者、特に学生ビザ(T…

推薦状を依頼する

日本では進学の際、希望する教育機関(大学入試センターまたは希望する進学先)による学力検査の結果の他に、在籍校からの調査書(内申書)が、その学生の適性を判断する主な資料となるでしょう。ですがその内容は、生徒に知らされることはありません。成績…

イギリスの大学進学に関して

応募の条件 イギリスでは、大学に入学するためには16歳の義務教育終了時に、GCSEというテストを受験しなければいけません。英語、数学、サイエンス(科学のどれか)といった必須項目がありますが、自分で選択した得意科目で点数を稼ぐことができます。 その…

道に迷った時に覚えておきたいこと

SIMロックのかかっていないGPS機能搭載のスマートフォンを日本から持ってきてすぐ使うことができるようになった現在、知らない国に降り立って街で道に迷うことは少なくなったのではないでしょうか。 さらに、もし海外ローミングをできない状態で上陸したとし…

スーパーマーケットで買えるもの

ヘルシーな食生活に注目が集まる昨今のイギリスでは、オーガニック食材の入手も簡単になり、スーパーマーケットでも品質にこだわったブランドの確立に熱心です。 例えばSainsbury’sでは、So Organicというオーガニックラインや、Be Good To Yourselfというカ…

イギリス人の距離のとり方

イギリス人はよく行列をすると言われます。そして筆者が気づいたところによると、多くの場合、前後に十分な距離を保って、美しく並びます(それが美しく見えてきます)。 たまに後ろにギュウギュウに詰めて並ばれると、その人たちから聞こえてくるのは外国語…

日本では手に入りにくいもの

日本に帰国をする際、恋しくなるものは何でしょうか。筆者はイギリス生活を抜けて3年ほど日本に戻って暮らしたことがありましたが、日本では買うことができずイギリスを懐かしく思った食品がいくつかありました。 まずは大型の朝食シリアル。特に業務用とい…

公共交通機関を乗りこなす

24時間運転のバスがあちこちに走り、2016年からは週末に一部の地下鉄路線の運行も始まったロンドン。 特にセンター(街中)は 駅と駅の間隔が近く、地図で見るとなかなかの距離に見える移動も歩いて済ますことができることもしばしばです。また観光で訪れる…

バレンタインデーの過ごし方

2月14日のバレンタインデーには、朝から近所のスーパーで花束を買う男性の姿を見かけます。 「近所のスーパー」「当日の朝」という寂しいキーワードが気になるかもしれませんが、義理チョコ、友チョコ、本命チョコなど、年々フォーマットが多彩化する日本の…

ロンドンで安全に過ごすために

ロンドンでの生活に慣れない期間は気を張って、安全に気を配ると思います。 カバンの口が大きく開いていないか、財布が顔を出していないか、安全なエリアを通っているか。 ですが、かなり気をつけているようでも、日本では問題のないことがイギリスでは危う…

ロンドンの年末年始事情

イギリスは、クリスマスと年末年始の過ごし方が日本とちょうど逆であるとよく言われます。クリスマスは早々にカードを書き上げ当日は家族と過ごし、年末年始は友人たちとどんちゃん騒ぎ、という筋書きなので、クリスマスに一緒に過ごす恋人がいない人が日本…

ロンドンのクリスマス_2

数年前まで「クリスマスにはお店が閉まる、食糧を買いだめしておかないと…」などと心の準備をしていた気がするのですが、昨今のロンドンで過ごすクリスマスには、そのような焦りはなくなりました。 「焦り」というのは「牛乳が切れたらどうしよう」という類…

ロンドンのクリスマス_1

イギリスのベストシーズンは夏になりますが、実は、ロンドンは冬の方がたくさんのイベントがあります。 クリスマスシーズンは11月後半から始まり、現在のロンドンはクリスマスモード一色です。たくさんの飾り、そして夜のライトアップを見ているだけでもウキ…

冬のロンドンで遊びに出かける

日が長く、湿気も多くないロンドンの夏には、友人たちと一日中公園に寝転んでいるだけで楽しい週末になるものですが、冬はどのように生き延びるのでしょう。 北緯51度、北海道の北端よりも北に位置するロンドン、さぞかし寒いだろうと覚悟してきたものの、偏…

メンバーシップを手に入れる

ロンドンでは早朝、仕事前または通勤にジョギングしながら公園を突っ切っていく人を目にすることがあるかもしれません。 ランチタイムにランニング、という人もいるようです。またすごいスピードでベビーカーを押しながらジョギングするお母さん(時にはお父…

ロンドンの天気

ロンドンの天気は変わりやすいと言いますが、変わりやすいことなら分かっているのにみんな天気予報をチェックして、信頼して、「全然当たらない」と文句を言うものです。 天気の確認によく使われるのはBBC Weatherのスマートフォンのアプリやウェブサイト(…

ロンドンのロイヤルパーク(王立公園)

ロンドンには8つのロイヤルパーク(王立公園)があります。 中心部にハイドパーク(Hyde Park)とケンジントン・ガーデンズ(Kensington Gardens)、クリーンパーク(Green Park)、セント・ジェームズパーク(St. James’s Park)、ノースロンドンのリージ…

暖をとる

ロンドンの冬は他のヨーロッパの国に比べて暖かいものですが、建物が古くて隙間風が入る、窓ガラスが薄い、などの理由で部屋の中が惨めな寒さになることも稀ではありません。 家を借りる際に南向きの部屋やダブルグレイジング(double glazing=二重窓)の家…

音楽を楽しむ

イギリスの音楽が好きで、留学を決めた人も多いかもしれません。リバプール出身のザ・ビートルズ、マンチェスターのザ・スミスにザ・ストーン・ローゼズ、オアシス、The 1975、スコットランドはグラスゴーのプライマル・スクリーム、エド・シーランやジョー…

イギリスの動物事情

ロンドンの公園で走り回る犬を見ると、ペットとして飼われているというよりも、のびのびと生きているなと感じます。 街中や公園内の決まったエリアなど、リード(leadまたはleash=リーシュ)をつけなければならないところもありますが、柵にも囲まれていな…

ロンドンのDIY事情

イギリスで家(または部屋)を借りると、原状回復を条件に手を加えてもいいよ、と言われることが多いようです。 壁に釘を打って棚を取り付けたり、借家の場合は壁にペンキを塗ったりすることも頻繁にあります。 またトイレの便座が壊れたので買い替えて自分…

イギリスの迷信

夜に爪を切ると親の死に目に会えない 靴は午前中におろす、新しい靴を履いたまま玄関に降りてはいけない など、子供の頃に親に言われたまま、何となく守っている習慣はないでしょうか。 上記は自分で管理する行動なので、ロンドンでの生活で改めて意識するこ…

新聞を読む

日本では、新聞は定期購読して毎日家に配達されてくるのが一般的ですが、イギリスでは、外に出かけて手に入れるものです。個人商店やスーパーマーケット、WHSmithといった文具や雑誌などを扱う小売店で購入できます。 フリーペーパー 特に平日は無料新聞が配…

ロンドンの地下鉄ストライキに備えて

ロンドンで地下鉄(tube=チューブ)を利用する生活をしていると、よくストライキが決行されることに驚くかもしれません。 数カ月おきに起こるような気がしてきます。驚きの次は閉口することでしょう。チューブで移動できる場所にはバスが通っているので、い…

マーケット

アンティーク・マーケット、ストリートフード・マーケットから街角の食料品マーケットまで、ロンドンでは常に様々なマーケットが開かれています。 歴史ある習慣が続くのと同時に移り変わりの激しいロンドンでもありますので、全てを挙げるのは不可能ですが、…

お茶を飲む

イギリスでお茶を飲むと言って思い浮かぶのは、アフタヌーンティーでしょうか。 そもそも貴族の嗜みだったこのお茶タイム、ちょっとしたマナーがあるようです。 基本的には小さなサンドイッチ、スコーン、ティーケーキの3種類がこれまた小さなお皿に乗せら…

日本食が恋しい時

限られた生活費で食い繋いでいかなくてはならない留学生活。ラーメン屋さんや庶民的な価格設定の日本食レストランも増えましたし、昨今の日本食ブームの定着で日系のお店に行かなくとも普通のスーパーマーケットやテイクアウェイでお寿司などを手に入れるこ…

イギリスの食事は本当にまずいの?

イギリスの食事は不味い、と言う人は、ここしばらくイギリスを訪れたことがない人なのでははいでしょうか。 確かに今ほど安心して知らない店に飛び込めない時代もありましたが、2000年辺りから食のクオリティが上がってきた、というのが、筆者の周囲のイギリ…